最初に選んだ壁紙の色が妻の好みの派手な色にしたのが落ち着かない原因なんでしょうか?
近いうちに壁紙を張り替えようと思っていますが安眠できる色を決めかねています。
具体的な原因が分かれば対処しやすいので熟睡できない寝室の環境はどのようなものなのか一緒に考えていきましょう。
・熟睡できない寝室の環境
意外と自分の好きな色を部屋に採用される方が多いようで考えものです。
特に寝室はベットの上で仰向けになると、視界に自然と入ってくる天井や壁のクロスの色が神経に働きかけてくるので、緊張を和らげてリラックスできる色合いの壁紙を選ぶことが安眠に導くのです。
深く考えないで天井や壁面に刺激的な赤色や活動的なオレンジ色を採用すると気持が高まり、落ち着かなくなるので熟睡の妨げとなるのです。
それ以外にも寝床に入るギリギリまでテレビやパソコンを見ていたり、カフェインを含んだ飲み物を過剰に接種すると、更に不眠に追い打ちを掛けてしまうので合わせて注意しましょう。
【高齢者の寝室については、こちらの記事で詳しく書きました。ご参考ください。】
・寝室は壁紙の色で安眠できる
内装のリフォーム工事に分厚いクロスのサンプル帳を渡されてしまい、種類が多すぎて迷ってしまい業者に任せてしまったり、好きな色合いで全ての部屋を統一していませんか。
壁紙の色にはそれぞれ特徴があるので寝室なら寝室に合った壁紙を選ぶことが重要です。
安眠できる部屋にリフォームできるように壁紙の色について見ていきましょう。
クロスの色の選び方
【青 色】
空や海をイメージする色で、興奮を押さえて気持を落ち着かせるブルー系の壁紙であれば、晴れやかな気分で睡眠を誘います。
外国の有名ホテルが調査した結果、最も眠りやすいのが青色だと言われています。
【緑 色】
自然をイメージさせるグリーン系の壁紙で緊張を押さえて、疲れを和らげることで睡眠を促進します。
【茶 色】
土壌の暖かみをイメージさせる、ナチュラルカラーであるブラウン系の壁紙であれば、緊張を和らげて安心感があり眠りやすい雰囲気を醸し出すことでしょう。
【ベージュ】
シンプルでナチュラルなイメージをさせるベージュ系の壁紙であれば、落ち着いた気持ちで睡眠を促します。
刺激が少なく疲れないので居心地の良い安心感が暖かみがあり他の色との相性もいいでしょう。
黄色と組み合わせれば明るい雰囲気になりブルーであれば清々しイメージに変身します。
木目調のベッドやタンスとの相性も良くコーディネートしやすいです。
【銀 色】
シャープなイメージをさせるシルバー系の壁紙であれば、もやもやした気持がすっきりしてリラックスしやすくなるでしょう。
銀色の壁紙であれば雑貨なども同じようにコーディネートすることで更に清潔な印象になります。
【黄 色】
太陽の暖かみのあるイメージをさせるイエロー系の壁紙であれば、心が緩み睡眠を促します。
【淡いピンク】
女性をイメージする淡いピンクの壁紙で、優しい気持ちになり眠りに落ちましょう。
【オレンジ】
太陽をイメージできる明るいオレンジの壁紙ですが季節により印象が違い、特に夏場は暑く感じることでしょう。
気持ちを陽気にしたいのであれば宜しいのですが、落ち着き求める寝室には向いていません。
他の色との組み合わせで雰囲気を変えたいのであれば、太陽の日差しと木々を思わせるグリーンとの組み合わせは相性は抜群でしょう。
ヨーロピアンの家具と組み合わせるとエレガントな雰囲気にすることもできます。
【赤・紫】
赤や紫は活動的になる色なので精神が興奮状態になり、今から睡眠が必要な環境の寝室にはお勧めできません。
【騒音で眠れない方に参考になる防音リフォームの記事があります。】
クロスの材質
環境を整える意味で消臭機能や湿気を吸収してコントロールできるクロスが良いでしょう。
仕上げのグレードをアップしたければ、ビニールクロスでは無く、漆喰や珪藻土なども癒されます。
【壁紙(クロス)の種類について、こちらの記事で詳しく書きました。ご参考ください。】
寝具の色
枕や布団カバーなどにも壁のクロスが青色であれば、同系色の青色でコーディネートして統一感を持たせたり、アクセントで別の色を配色しても構いません。
眠りやすい色同士を組み合わせても良いですが、あまり多すぎると複雑でバランスが悪くなるので2色程度で選ぶと良いでしょう。
カーテンの色
太陽の日差しや外灯の灯りが漏れてくる引違窓に、取り付けられているカーテンも壁のクロスが緑色であれば同じグリーン系でコーディネートすると良いでしょう。
眠りに関係するメラトニンと言うホルモンの分泌に悪影響を与えるので、寝室は明るくなり過ぎないくらいが良いので、外部からの灯りを遮光カーテンなどで遮断して、月明かりの0.3ルクス程度にすれば眠りやすい環境になるでしょう。
遮光カーテンは通常のカーテンよりも気密性や遮音性も高いので寝室に適したカーテンです。
【シックハウス症候群ついて、こちらの記事で詳しく書きました。ご参考ください。】
・寝室の色で安眠できるまとめ
内装をリフォームする際に意外と気軽に決めてしまうのが壁紙ではないでしょうか。
家族の好みの色で選ばれるのも結構ですが、寝付けない熟睡できない寝室では日常生活に支障を来す恐れがあるので、色の特徴を知り取り入れるが安眠への近道と言えます。
クロスだけではなく寝具やカーテンも含めて工夫しながら、最適な組み合わせで自分に合った色のバランスを見つけます。
これからリフォームやマイホームを計画されているなら、壁紙の色と安眠についての密接な関係を理解することで快適な寝室へと生まれ変わることでしょう。
【壁紙などの少額リフォームでも独自の審査で選ばれた専門業者を探すことができるサービスがあるので特徴を記事にしました。】
「寝室でぐっすり安眠するポイント」
ベッドで横になり視線に入るのが天井面と壁面なので、その色で安眠できるのかどうか決まってきます。
「壁紙の色」
【青色】空や海をイメージする色で、興奮を押さえて気持を落ち着かせるブルー系の壁紙は、晴れやかな気分で睡眠を誘う。
【緑色】自然をイメージさせるグリーン系の壁紙で緊張を押さえて、疲れを和らげることで睡眠を促進する。
【茶色】土壌の暖かみをイメージさせるブラウン系の壁紙であれば、緊張を和らげて安心感があり眠りやすい。
【ベージュ】ナチュラルなイメージをさせるベージュ系の壁紙であれば、落ち着いた気持ちで睡眠を促す。
【銀色】シャープなイメージさせるシルバー系の壁紙であれば、気持がすっきりして眠りやすい。
【黄色】太陽の暖かみのあるイメージをさせるイエロー系の壁紙であれば、心が緩み睡眠を促す。
【淡いピンク】女性をイメージする淡いピンクの壁紙で、優しい気持ちになり眠りやすい。
赤やオレンジ、紫は活動的にする色なので精神が興奮するので勧められない。
消臭機能や湿気を吸収してコントロールできるクロスも良い。
「寝具の色」
枕や布団カバーなどにも壁のクロスが青色であれば、アクセントでも同じ青色でコーディネートすると良い。
「カーテンの色」
カーテンも壁のクロスが緑色であれば同じグリーン系でコーディネートすると良い。
眠りやすい色を組み合わせても良いですが、あまり多すぎると複雑でバランスが悪くなるので2色程度で選ぶ。